さよならだけが。
CATEGORYひとりごと
しっぽ達は出てこない
暗い話になるので
どうぞスルーしてください。

写真は関係ありません。
昔の同僚が亡くなっていることに
気が付いてしまいました。
30代で退職して 木工家具職人になった人。
私は少ししか一緒に仕事してないけど
おとーさんは長く一緒で
彼はよく 「おじさん(おとーさんのこと)が好きだ」 と
私に言っていました。
(そっちの人、とかではないと思うけど。たぶん)

退職した後もずっと年賀状を交換していて
今年も工房あてに出したのに
宛先不明で戻ってきて
ちょっと嫌な感じがしていました。
先日 来年の年賀状を印刷するときに
もしかしたら工房が移転したのかも?と
工房のホームページを見ようとしたら
確かにあったはずのホームページが消えていて。
インスタをのぞいてみたら
去年の7月31日で止まったまま。
それまでは毎日
1日に3回も4回も更新されていたインスタが
ぷっつりと。
とにかく大切な仕事のホームページを閉じるなんて
ただ事じゃない。

工房の名にハッシュタグを付けて検索して
見つけてしまいました。
私が見たことのある、彼の作品の椅子の写真。
彼が亡くなり
形見分けとして椅子と道具をもらったという人の
去年の10月はじめの投稿でした。
たぶん、インスタが止まってすぐ
8月になってすぐに亡くなったんだと思いました。
ちょっと迷ったけど
おとーさんにも見せました。
ショックが大きかったようで
しばらく黙りこんでいました。

私たちが彼に最後に会ったのは
去年の6月13日でした。
(会った事を女子会メンバーにラインしたのが残ってた)
たろうと紫陽花の花を見に行って、海で散歩した帰り
工房の前を通ったら姿が見えたので車を停めて
ちょっと長い立ち話をしました。
工房に迷い込んできた弱った猫を保護して
それはそれは可愛がっていること。
工房の入り口に猫ドアを作ったけど
猫は決して外に出ようとせず
獣医さんに言われて完全室内飼いにしたこと。
室内飼いの方がいいなんて知らなかったと言ってました。
実家で飼っているシニア犬のお世話をしていること。
同居犬が亡くなって夜泣きするようになったため
センターから保護犬を迎えたら
ぴたりと夜泣きが止まったこと。
そんな犬猫の話ばかりを たくさんしました。
たろうは彼に撫でられると
すぐに地面にごろんと転がって
話のあいだ中、ずっとお腹を撫でられていました。
「猫のおかげで自分は今ちゃんと生きていけてる」って
言ってましたっけ。
別れぎわ、私は
「じゃあまたね。これからも猫となかよくね。」と
言いました。
彼はまじめな顔で頷きました。
あれが最後。
おそらく、あれから1か月半後。
ここ数年は年賀状も猫ちゃんの写真だったし
インスタもかなりの親ばかぶりで
あの偏屈な男がねえ・・・って
おとーさんもくすっと笑ってしまうほど。
きっと幸せだったんだと思う。

サザエボン、むかーし流行りましたよね。
彼がまだ会社にいたころ、大阪に出張すると聞いて
「買って来て」って頼んだものです。
(1995年に流行ったそうなので、きっとその頃でしょう)
「本当にこんなのが欲しかったん?」ってあきれ顔で
買って来てくれました。
20年以上も忘れていたのに
つい先日、断捨離中に納戸の引き出しから出てきました。
これが形見になるのかな。
捨てられなくなっちゃったな。
彼は独身で一人っ子
もうかなりの高齢なはずのお父さんしかいないので
彼に何があったのか
わからないままになるかもしれません。
あのハッシュタグを付けた人に聞けば
教えてくれるかもしれないけど・・・。
彼の猫ちゃんはいったい今どうしているのか・・・
それが気がかりです。
ランキングに参加しています
どちらかわんクリック
どうぞよろしくニャ↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村
よろしければこちらもニャ↓

MIX中型犬ランキング
いつも応援ありがとうございます
暗い話になるので
どうぞスルーしてください。

写真は関係ありません。
昔の同僚が亡くなっていることに
気が付いてしまいました。
30代で退職して 木工家具職人になった人。
私は少ししか一緒に仕事してないけど
おとーさんは長く一緒で
彼はよく 「おじさん(おとーさんのこと)が好きだ」 と
私に言っていました。
(そっちの人、とかではないと思うけど。たぶん)

退職した後もずっと年賀状を交換していて
今年も工房あてに出したのに
宛先不明で戻ってきて
ちょっと嫌な感じがしていました。
先日 来年の年賀状を印刷するときに
もしかしたら工房が移転したのかも?と
工房のホームページを見ようとしたら
確かにあったはずのホームページが消えていて。
インスタをのぞいてみたら
去年の7月31日で止まったまま。
それまでは毎日
1日に3回も4回も更新されていたインスタが
ぷっつりと。
とにかく大切な仕事のホームページを閉じるなんて
ただ事じゃない。

工房の名にハッシュタグを付けて検索して
見つけてしまいました。
私が見たことのある、彼の作品の椅子の写真。
彼が亡くなり
形見分けとして椅子と道具をもらったという人の
去年の10月はじめの投稿でした。
たぶん、インスタが止まってすぐ
8月になってすぐに亡くなったんだと思いました。
ちょっと迷ったけど
おとーさんにも見せました。
ショックが大きかったようで
しばらく黙りこんでいました。

私たちが彼に最後に会ったのは
去年の6月13日でした。
(会った事を女子会メンバーにラインしたのが残ってた)
たろうと紫陽花の花を見に行って、海で散歩した帰り
工房の前を通ったら姿が見えたので車を停めて
ちょっと長い立ち話をしました。
工房に迷い込んできた弱った猫を保護して
それはそれは可愛がっていること。
工房の入り口に猫ドアを作ったけど
猫は決して外に出ようとせず
獣医さんに言われて完全室内飼いにしたこと。
室内飼いの方がいいなんて知らなかったと言ってました。
実家で飼っているシニア犬のお世話をしていること。
同居犬が亡くなって夜泣きするようになったため
センターから保護犬を迎えたら
ぴたりと夜泣きが止まったこと。
そんな犬猫の話ばかりを たくさんしました。
たろうは彼に撫でられると
すぐに地面にごろんと転がって
話のあいだ中、ずっとお腹を撫でられていました。
「猫のおかげで自分は今ちゃんと生きていけてる」って
言ってましたっけ。
別れぎわ、私は
「じゃあまたね。これからも猫となかよくね。」と
言いました。
彼はまじめな顔で頷きました。
あれが最後。
おそらく、あれから1か月半後。
ここ数年は年賀状も猫ちゃんの写真だったし
インスタもかなりの親ばかぶりで
あの偏屈な男がねえ・・・って
おとーさんもくすっと笑ってしまうほど。
きっと幸せだったんだと思う。

サザエボン、むかーし流行りましたよね。
彼がまだ会社にいたころ、大阪に出張すると聞いて
「買って来て」って頼んだものです。
(1995年に流行ったそうなので、きっとその頃でしょう)
「本当にこんなのが欲しかったん?」ってあきれ顔で
買って来てくれました。
20年以上も忘れていたのに
つい先日、断捨離中に納戸の引き出しから出てきました。
これが形見になるのかな。
捨てられなくなっちゃったな。
彼は独身で一人っ子
もうかなりの高齢なはずのお父さんしかいないので
彼に何があったのか
わからないままになるかもしれません。
あのハッシュタグを付けた人に聞けば
教えてくれるかもしれないけど・・・。
彼の猫ちゃんはいったい今どうしているのか・・・
それが気がかりです。
ランキングに参加しています
どちらかわんクリック
どうぞよろしくニャ↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村
よろしければこちらもニャ↓
MIX中型犬ランキング
いつも応援ありがとうございます


- 関連記事
-
-
さよならだけが、人生だ。 2022/01/05
-
おもひで 2013/09/25
-
ペットの、幸せ。 2018/08/06
-