20 2022 1

決行の日の、朝。

１６日。
母子猫捕獲大作戦、決行の日。
２台の捕獲機をお借りしています。
前日は心配で眠れませんでした。
自分の手で母子猫の運命を変えて、本当にいいの？
そのうえ、もしも失敗したら？と
考え始めるとランランとしてしまって。
最悪のシナリオは
母猫だけが獲れてしまい
子猫が残されてしまうこと。
特にあの食べない子から
母親を奪ったうえに保護できなかったら
どうしよう？
（母猫は一度捕獲機で捕まると
二度とは入ってくれなくなるので
一度めで避妊手術まで持って行きたい）

花*ちゃん、守ってね。
でも
決行の１６日は、たろう家のラッキーナンバーの日。
（おとーさん、おにーちゃん、たろうの誕生日）
きっと上手く行く！
・・・という気も、していました。
夕方４時、司令官のさくらママさんが
来てくださる予定です。

朝ご飯を出す前に
お母さん猫はもう来ていました。
そして私のすぐ横にオスワリして
お皿を置くのを確かめていました。
こんなに至近距離でお母さん猫と向き合ったのは
初めて。
数日前まで
玄関ドアが開く音がしただけで
パッと逃げていたのに。
私を信頼してくれてる、と思いました。

司令官の指示により
今朝の朝ご飯は、少なめです。
お腹を空かせてもらって
間違いなく来てもらい
かつ
捕獲機に入りやすくするために。

いつもより少ないじゃないの、と
言われている気がします。

いつものように
元気いっぱいに
庭で遊ぶ子猫たち。

庭で遊ぶ姿を見るのは、
たぶんこれが最後。

ずっと遊ばせてあげられるものなら。

この日は作戦に備えて
サンルームの戸を一か所、開けていました。
すると
1匹の子猫が興味を示して・・・

おおっ
入って来ましたよ！

お母さん猫は止めるわけでもなく
向こうから見ています。

こんな近くで見られたのは初めて！
私が部屋の中から見ているのは
気が付いていると思うけど・・・

お母さん、いいの？
今なら戸を閉めれば1匹捕獲できるかもしれないけど
それでもう来てもらえなくなっては困りますから
ここはじっと我慢。

あっ
お母さん猫もやって来ましたよ。

もしかして、
お母さん猫も入ってくれる？

残念。
お母さん猫はここまで。
くるりと向こうに行ってしまいました。

少食の子も来ました！

スンスンしてる。
きっととても犬くさいと思います。

近くで目が合っちゃった。
感動・・・！

２匹いっしょに。
お母さん猫はじっと見てます。
もし私が何かしたら
飛んで逃がしに来るんでしょうね。
そんなことしませんよー。（今は）

かわいすぎ。
（網戸越しに撮っているので
網戸フィルターかかってます）

私を見ながら
そうっと。
ちょっとだけ入って
すぐに出て行きました。
そうして
いつものようにしばらく遊んだあと
みんな揃って帰って行って

１時間ほどして
今度はお母さん猫がひとりでやって来ました。
庭でしばらく寝てから
子猫の元へと帰って行きました。
たぶん
さっきみんなでねぐらに帰ったあと
授乳タイムだったんだと思います。
子猫たちも寝たので
ひとりでゆっくり寝たくて来たんでしょう。

いい朝でした。

今日も
たろう家のしっぽたちに会いに来ていただいて
ありがとうございます。
なかなか大作戦までたどりつきませんが・・
次はきっと。
今日は出勤するつもりでしたが
母子猫を置いては行けません。
家で仕事します。
出勤のかた、気をつけて行ってらっしゃい。