お母さんさくら猫、自由に。

MONDAY

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避妊手術から帰って来て体力回復につとめる、お母さん猫。
下痢をしていて、金曜日は水様便
土曜日もかなりの軟便でした。
食欲はあります。
これは昼ごはんの猫カメラの画像。



3IMG_7472.jpg

これは晩ごはんの画像。(暗視モード)
ニンゲンが近づくとシャーッ!の、お母さん猫。
もしかしたらどんどん人馴れしてくれて
もしかしたらずっと家にいてもらえるんじゃないか・・・と
夢見たりしましたが
やっぱりお母さんにとって
ここにいるのは苦痛なようです。
いいウンPが出しだい、お外に出してあげるつもりです。
土曜の夜もお母さんは子猫を呼んでいました。
が、子猫たちはだんだんと
あまり返事をしなくなっていきました。





日曜日の午後3時半、80点くらいのウンPがお出ましに!
とうとうお母さん猫リリースの時がやって来ました。
3階建てケージのまま
玄関へ。



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たろうはこの時、初めてお母さん猫に会いました。
お母さん、ものすごく警戒してる・・。



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会ってはいなくても
お母さん猫が家にいたことは知っていた、たろう。
目を合わせませんでした。
お母さん、ぺしゃんこになってます。



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クロにゃんもお見送りに出てきました。
クロにゃんも顔を合わせることはなかったけど
よくお母さん猫のいるドアの前に
じっと座っていました。



3DSC00769.jpg

玄関を出て、ケージの扉を庭に向けて。
リリースの時、猫さんは一目散に駆け出すので
けして道路の方に向けないように、と聞いていましたから。



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さあ、お母さん猫。
今からあなたは自由ですよ。
これからは自分の為だけに食べて
自分の為だけに生きて。
毎日ごはんを用意するから、
きっと来てね。
毎朝毎晩、きっと来てね。
・・・そう言い聞かせてそっと扉を開けると
お母さんは、文字通り一目散に駆け出して
あっという間にお隣さんの塀を乗り越えて
どこかへ去って行きました。
(写真撮るヒマもなし)
行っちゃった・・・。
すごい喪失感です。

ところが
少し悲しくなりながらお母さんの食器を洗い
トイレを片付けて、1時間も経った頃。
ついさっきお母さん猫が出て行った玄関のすりガラスに
お母さん猫の影がありました!
玄関の前に座って、にゃおーう、にゃおーう、にゃおーう、と
高い声で何度か鳴いて、影は消えました。



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なぜかトイレに籠城中・・・
この子たちを呼んでいたのか(←たぶんそう)
もしかしたら私に
「おか-さん、ありがとう」って言ってくれたのか。(←違うと思う)

そして午後5時半。
いつもなら夕ご飯の時間だなぁ・・と庭を見ると



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お母さん、来てる!
子猫たちと来ていた、いつもの場所です。



3DSC00774.jpg

慌ててごはんとお水を用意して持って行くと
お母さん猫は逃げずに近くで見ていました。
家の中ではあんなにシャーシャー言ってたのに
静かに待っていました。
そして私がお皿を置くのを待って
食べ始めました。
捕獲前と同じ・・・。(涙)



3DSC00782.jpg

食べ終わると振り返って
少し私を見つめて
以前のように物置の向こうへと
帰って行きました。
子猫たちと暮らしていたねぐらに
ひとりで帰ったんでしょうか。(涙)(涙)(涙)

ああ・・・
でも、これで安心しました。
もしかしたらもう
来てくれないんじゃないかと思っていました。
あんなにひどい目にあわされて
あんなにずっと唸っていたんですから。
なのに
お外で私を見る瞳は、以前のままでした。
夕食のビールは
今まで飲んだことがないくらい
美味しいビールになりました。
(生ジョッキ缶・・笑)



20220626-1.jpg
なぜトイレで・・・
あとは、この子たちです。



3IMG_7536(1).jpg

この子たちを誰よりも幸せにしなければ
お母さん猫に申し訳が立ちません。



今日も
たろう家のしっぽたちに会いに来ていただいて
ありがとうございます

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COMMENTS

2Comments

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MK

お母さん猫ちゃん、ご飯を食べに戻ってきたってことは
怖かったんだろうけど
KEIKOPYさんやご家族の「優しさ」をわかっている
「信頼している」ってことですよね。
「おかあさん、ありがとう」っていってますよ。
センエツナガラ
私からも
「ありがとう、お疲れ様」といわせてください。


くーちゃん

泣けて仕方ありませんでした。
切ないけどよかったと思おうと思います。
これからはちゃんとご飯がもらえて
ひもじい思いをすることはない。
お家の中じゃないけど安全なねぐらがある・・

猫の運命って本当に両極端ですよね・・
保護された子はお家の子に、そうでない子は
一生過酷な外暮らし。
それを思うと本当に切なくて悲しくて悔しいのです。

今回4匹の命を救ってくれたKEKOPYさんには
本当に感謝します。
猫好きの一人として。

  • 2022/06/27 (Mon) 15:56
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